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大崎・鹿島台の避難所で福祉支援チーム活躍 災害弱者の環境改善

被災した高齢者から話を聞くDWATのメンバー=26日午前9時45分ごろ、旧鹿島台二小

 台風19号に伴う吉田川の決壊で被災した大崎市鹿島台の避難所で26日、宮城県や県社会福祉協議会、福祉関係団体などで構成する「県災害派遣福祉チーム(DWAT)」が支援活動を始めた。30日まで高齢者や障害者、乳幼児らの支援に取り組む。DWATの派遣は初めて。
 66世帯179人(26日現在)が身を寄せる旧鹿島台二小に、社会福祉士など専門職5人が訪問。テントや段ボールベッドが並ぶ体育館を巡回しながら被災者の声を聞き、相談コーナーの開設や、校舎の一角に子どもの遊び場を設けるなど環境改善に取り組んだ。
 被災者の困りごとにも細やかに対応する。13日から避難所で過ごす無職女性(85)は「体育館の床は歩行用のつえの先が滑りやすくて困る」と相談。DWATのメンバーはつえを確認し、先端のゴム部分の交換を申し出た。
 DWATの一員で、仙台市の社会福祉法人で働くケアマネジャー千葉祥裕さん(43)は「高齢者や障害者の動きを考慮しながら生活しやすい環境にしていきたい」と話した。
 志田谷地地区の自宅が被災した農業女性(89)は「避難所は気が休まらないが、助けてもらいありがたい」と話した。


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2019年10月27日日曜日


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