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宮城・大郷町、台風被災の263世帯訪ね健康チェック

被災地区の住民に健康状態などを聞き取る千葉さん(右)=25日、大郷町粕川

 宮城県大郷町は、台風19号で被災した世帯を対象に健康状態などを確認する訪問調査を行っている。24〜29日の土日を除く4日間で、263世帯809人を訪ね、支援が必要な人を抽出する。
 25日は同町のほか、県や利府、松島、七ケ浜各町の保健師ら8班16人が各10世帯ほどを巡った。大郷町の保健師千葉真也さん(29)らは、吉田川の堤防が決壊し、甚大な被害を受けた中粕川地区に向かった。
 千葉さんは地区住民に「眠れますか」「お酒の量は増えていませんか」などと尋ね、健康不安や生活上の困り事を聞き取った。自宅を片付けていた自営業水上雄一郎さん(36)は「雑談するだけでも気が紛れるのでありがたい」と話した。
 千葉さんは「今はみんな短距離走のように頑張っているが、どこかで気持ちが折れてしまう心配がある。今後はコミュニティーが崩れることでの悪影響も懸念されるので、長い目で見ていく必要がある」と語る。


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2019年10月28日月曜日


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