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泥かきボランティアが活躍 宮城、福島の台風被災地で支援の輪広がる

冠水した住宅地の側溝などにたまった泥をスコップで道路脇に積み上げるボランティア=27日午後1時25分ごろ、宮城県丸森町飯泉地区

 台風19号やその後の低気圧の影響で大雨被害を受けた宮城、福島両県の被災地では27日、ボランティアも加わった復旧作業や行方不明者の捜索が行われた。
 25日の豪雨で再び浸水した宮城県丸森町の飯泉地区には、上山市などからバスで駆け付けたボランティアが泥かきや家財の運び出しを手伝った。上山明新館高3年の佐藤愛星さん(17)は「テレビで見るよりずっとひどい被害で胸が痛くなった。少しでも力になりたい」と話した。
 自宅前の泥を取り除いてもらった1人暮らしの小野大治さん(86)は「自分一人では1年かかっても片付かないほど大量の泥。ボランティアの皆さんに感謝したい」と語った。
 台風19号による27日現在の東北の死者、行方不明者は表の通り。全国は共同通信の集計で死者は13都県87人(災害関連死を含む)、行方不明者は8人。
 内閣府によると、台風21号や低気圧の影響による千葉県などでの豪雨もあり、4077人が避難所での生活を余儀なくされている。
 JR東日本は27日、台風19号の影響で流入した土砂を撤去するなど安全が確保できたとして、バス高速輸送システム(BRT)で運行している大船渡線と気仙沼線について、専用道での運転を再開した。


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2019年10月28日月曜日


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