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松倉・岩手県議の当選無効 選挙区内に居住実態なし

松倉史朋氏

 岩手県選管は30日までに、9月8日投開票の県議選二戸選挙区(定数2)に立候補し、無投票で初当選した自民党の松倉史朋氏(26)について、選挙区内に居住実態がなかったとして当選無効を決定した。
 公選法により、県議選は投票日から逆算して3カ月間、県内に住み続けないと立候補の要件を満たさない。住民から当選無効を求める異議申し立てがあり、県選管が調査していた。
 決定によると、松倉氏は3月中旬から7月末まで群馬県太田市の自動車組立工場に勤務し、会社の寮で生活していた。
 松倉氏は「6月は二戸市の実家に毎週末戻っていた」と主張したが、県選管がクレジットカードや通帳の履歴を調べたところ、帰省費用を支出したと確認できない期間があったという。
 松倉氏は取材に対し「決定にびっくりしている。党県連と相談して対応を考える」と話した。
 決定は11月1日に告示される。不服があるときは告示の翌日から30日以内に取り消しを求めて仙台高裁に提訴できる。当選無効が確定した場合は欠員となり、再選挙が行われる。
 松倉氏は二戸市出身で弘前大卒。航空自衛隊員などを経て県議選に立候補した。


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2019年10月31日木曜日


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