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宮城・丸森の断水が解消、掃除や洗濯一気 復旧に向け大きく前進

供給が再開した水道水で歩道の土を洗い流す商店主たち

 台風19号で被災し、大規模な断水が続いていた宮城県丸森町で31日、給水管が破損するなどした一部地域を除き、ほぼ全世帯で水道の供給が再開した。町中心部では秋晴れの下、商店主や住民たちが早速、住宅や店舗の掃除、洗濯に精を出した。
 生花店が床上浸水の被害に遭った古川仁一さん(72)は、店舗近くで備品を洗いながら「やっと本格的に清掃ができる。水が出るありがたさを感じる」と念願の通水を喜んだ。
 ジェラート店で働く菅原未来さん(28)は「手洗いや洗い物など衛生面の心配がなくなった。週末に本格的に営業を再開するめどが立ってよかった」と声を弾ませた。
 被災後、角田市のコインランドリーに通っていた主婦渡辺光子さん(60)は「家族の洗濯物が多く、困っていた。自宅で洗濯ができて本当に助かる」と張り切って洗濯物を干した。
 町では町内に3カ所ある浄水場の取水口などが損壊し、最大3448世帯が一時断水した。復旧が遅れていた石羽浄水場(対象2686世帯)が供給する地区には、角田市から配水を受けるなどして通水した。
 町は同浄水場の対象世帯に「水質検査の結果が出るまで飲み水としての使用は控えてほしい」と呼び掛けている。


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2019年11月01日金曜日


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