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2集落の孤立が解消 宮古・重茂地区で仮設道路が完成

整備された仮道路を走行する車両=31日午前8時15分ごろ、岩手県宮古市重茂

 台風19号の大雨で道路が崩落した宮古市重茂(おもえ)地区で31日、孤立状態が続いていた2集落と市街地を結ぶ仮設道路が完成し、車両の通行が可能になった。重茂地区の千鶏集落ではこの日、1世帯4人の孤立状態も解消。これにより市内の孤立世帯は全て解消した。
 孤立状態が続いていたのは仲組集落の18世帯46人と追切集落の20世帯65人。市中心部につながる唯一の市道が約20メートルにわたって崩落した。
 市は10月16日に歩行者用の仮設橋を整備した。併せて崩落現場西側の斜面を開削し、車両が往来できる仮道路を敷設。31日朝に地元住民の乗用車やスクールバスの通行が始まった。
 仲組集落の漁業加村信一さん(68)は「今まで不便だったので、とてもうれしい。これで元の生活に戻れる」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。崩落した市道の本格復旧には1年以上かかる見通し。


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2019年11月01日金曜日


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