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丸森町と宮城県が在宅被災者の健康調査 保健師訪問、体調確認

被災した家を訪れ、住民の健康状態などを確認する保健師=1日、丸森町金山

 台風19号で被災した丸森町と宮城県は1日、浸水などの被害に遭った住宅で暮らす在宅被災者の健康調査を始めた。避難所の被災者に比べ実態が見えづらいため、体調や生活状況を把握して今後の支援に生かす。
 県内外の自治体から派遣された保健師や町の保健師が2、3人のチームをつくり、町内8地区を巡回。この日は応援の保健師を中心に34チームが家々を訪ねて体調や食事、睡眠などの状態を確認した。
 金山地区で自宅が床上浸水した無職斎藤次雄さん(70)は「室内に大量のカビが発生し、同居する孫3人の体調に影響しないか心配」と訴えた。
 県の保健師や栄養士らでつくる県公衆衛生活動チームの只野里子リーダーは「水害では被災した住宅の2階で暮らし続けている人が多い。被災後半月が過ぎ、疲れから健康の問題が出やすい時期でもあり、調査が必要だ」と話した。
 町は住宅約1170棟が浸水被害を受けたと推定する。避難所で暮らすのは約200人にとどまり、大半が在宅被災者とみられる。


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2019年11月02日土曜日


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