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みやぎ生協理事長辞任 16〜18年 私的飲食に不正支出

 みやぎ生協(仙台市)は1日、宮本弘理事長(61)が私的な飲食に同生協の「渉外費」を不正に支出する内部規律違反をしていたとして、10月31日付で辞任したと発表した。
 同生協によると、宮本前理事長は2016〜18年、取引先との懇親会後の2次会で、1人または経理部長と2人で飲食した計11件、37万7700円を渉外費として精算した。規定では、職員同士の懇親への支出には部長以上の決裁が必要だが、理事長の場合は自身が決裁者だった。
 同期間の常勤理事会のメンバー26人の渉外費を確認したところ、職員同士の飲食による不正な渉外費支出が26件、計69万6614円あったことも発覚。関わった16人は減給10%(1カ月)の懲戒処分とした。計107万4314円は前理事長らが全額返還した。
 理事長辞任に伴い、大越健治専務理事が20年6月まで職務を代行する。大越専務理事は記者会見で「組合員のお金という意識が幹部の中で薄れていた。信頼を裏切って申し訳ない」と述べた。16年以前も渉外費の不適切な処理があった可能性があるという。
 18年10〜12月に職員の内部通報があり、弁護士ら外部理事の調査で発覚した。再発防止策として、職員同士の飲食の経費支出を認めないほか、理事長の経費決裁は第三者が行うことなどを新たにルール化する。
 宮本前理事長は専務理事などを経て14年6月に就任。兼務するコープ東北サンネット事業連合理事長、宮城県生協連会長も辞任する意向を示している。


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2019年11月02日土曜日


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