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営農再開支援策、従来より前進を 農相が宮城・丸森の農家視察

水没した新米の臭いをかぎ、被害状況を確かめる江藤農相=2日午前11時30分ごろ、宮城県丸森町小斎

 江藤拓農相が2日、台風19号で甚大な被害を受けた宮城県丸森町の農家を視察し、「過去の被災現場の支援策よりも一歩踏み出さなければならないという意識を強く持った」との考えを示した。
 江藤氏は同町小斎の農家大内喜一郎さん(67)方を訪問。稲わらが散乱する農地や水に漬かった農機具などを見て回った。
 大内さん方では倉庫に保管していた新米約120トンが水没。収穫後のため農業保険(農作物共済)の補償対象外で、長男喜博さん(36)は「農機具も農地も被害を受けた。政府の支援策に期待したい」と話した。
 政府は来週中に生活再建に向けた対策パッケージを取りまとめる方針。江藤氏は「大内さん親子が営農を再開できるような支援策をまとめたい」と語った。
 町役場を訪れた江藤氏に対し、保科郷雄町長が人的支援や農家の収入減対策などを要望した。江藤氏はこの後、福島県に入り、国見町のモモ農家や郡山市の農家らと意見交換した。


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2019年11月03日日曜日


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