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名勝「高田松原」再生目指し植樹のマツ被害 台風で苗木倒れNPOが復旧作業 岩手・陸前高田

倒れたマツの苗木の復旧作業=2日

 台風19号の強風により、東日本大震災の津波で流失した岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」を再生しようと植樹したマツの苗木が相次いで倒れたことが分かった。今後の生育に影響しかねず、地元のNPO法人「高田松原を守る会」が2日、復旧作業に当たった。
 松原再生に取り組んでいる守る会は2017年度以降、計8900本を植樹した。初年度に植樹して樹高70センチ程度に成長したマツの被害が大きく、計3500本の半数程度が倒れたとみられる。
 守る会副理事長の千田勝治さん(71)は「想像もしていなかった被害。根が動いて水分を摂取できなくなり、枯死しないか心配だ。急いで復旧しなければならない」と話す。
 2日の作業には奥州市のボランティア約40人が参加。倒れたマツを新しい支柱に固定し、根元の土を踏み固めた。守る会は今後も復旧作業を続けるという。


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2019年11月03日日曜日


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