宮城のニュース

自主防災考え行動を 仙台・市名坂東と東京・稲城の自治会が合同研修会

東長沼自治会の取り組みなども紹介された防災研修会

 東日本大震災を振り返るとともに地域防災の在り方を考えようと、仙台市泉区の市名坂東町内会と東京都稲城市の東長沼自治会は3日、合同の防災研修会を市名坂東集会所で開催した。
 双方の役員や仙台、稲城両市の消防職員ら25人が参加。東長沼の川島幹雄会長(45)は「東長沼は人口約1万4000人を超えるが自治会が一つしかなく、組織として行き届かない部分がある。全役員が女性という市名坂東の活動や避難所運営方法を学び今後に役立てたい」とあいさつした。
 研修プログラムの中で、市名坂東の草貴子会長(59)は震災当時の状況や方言を生かした防災カルタ、避難所で掲示している外国語表記などを紹介。「災害時に行政にできることは限られている。自分たちで何ができるのか、完璧である必要はないので考えて行動していこう」と訴えた。
 市名坂東の避難所運営経験や石巻市で被災した役員の体験談のほか、東長沼の自主防災活動も紹介された。昼食時には仙台の地元野菜を使った豚汁なども振る舞われて交流を深めた。
 研修会は、草会長が2月に稲城市で講演をしたのがきっかけとなり、東長沼自治会が呼び掛けて実現した。


2019年11月04日月曜日


先頭に戻る