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福島県議選 与野党党首が相次ぎ応援 被災地復興を掲げ舌戦

地方政治の重要性を説いた立民の枝野代表=4日、福島市八島田
台風19号の被災地復興を訴えた公明の山口代表=3日、JR郡山駅前
安倍政権批判を展開した共産の志位委員長=2日、JRいわき駅前

 10日投開票の福島県議選(定数58)で、各党の党首が2〜4日の3連休に相次いで福島県入りし、候補者の応援マイクを握った。県内各地に甚大な被害をもたらした台風19号の通過から3週間。与党は被災地復興への政策実現力をアピールし、野党は政治とカネの問題などで閣僚辞任が続く安倍政権への批判を強めた。

 「郡山をはじめ県内の被災地の復旧復興のために働き、実行力がある人を選ばなければならない選挙だ」
 公明党の山口那津男代表は3日、JR郡山駅前で約800人を前に街頭演説をした。公明からは郡山選挙区(定数10)に4選を目指す現職が立候補している。
 山口氏は台風19号の被害に触れ「事が起きたら真っ先に駆け付けて現場の実情をつかみ、手を打っていく。やれる力があるのは公明党だけ。私たちと常に連携できる候補を勝たせてほしい」と呼び掛けた。
 いわき選挙区(10)で現職2議席の確保を目指す共産党。志位和夫委員長が2日、JRいわき駅前などいわき市内2カ所に立った。
 志位氏は「災害対策に与野党はない。立場の違いを超えて力合わせて被災者の命を守る」と強調。一方、相次ぐ閣僚辞任に「『任命責任は私にある』は聞き飽きた。安倍政権を倒すしかない」と語気を強めた。
 内堀雅雄知事にも批判の矛先を向け「政権と一体で県民や被災者を切り捨て、大型開発にお金を注ぐ冷たい県政だ」と指摘した。
 立憲民主党の枝野幸男代表は4日、福島市内の大型スーパー近くで演台に上った。「国の決定事項を地方に伝えることが仕事と思っている地方議員が多い中、地域から国を突き上げてくれる政治家だ」と、福島選挙区(10)で4選を狙う同党の現職を持ち上げた。
 台風19号で河川が氾濫した場所は「弱い部分だと地域の人が何年も前から声を上げていた」と主張。「地元の声を後回しにして目立つ派手な事業をやってきたからこうなった」と地方政治の重要性を訴えた。


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2019年11月05日火曜日


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