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<いぎなり仙台>いいっちゃ道巡り[2]フラワースターロード(青葉区)/星の世界へいざなう花

住民が植えた四季折々の花が沿道を彩る
天文台には子どもが楽しめる体験型展示が並ぶ

 仙台市天文台が2008年に青葉区錦ケ丘へ移転し、南側を走る宮城県道の約800メートルに09年11月、「フラワースターロード」の名が付いた。文字通り、四季折々の花が沿道を彩り、星の世界へいざなう道として親しまれる。
 「天文台がやって来るという感動が大きく、名前を付けたいとの声が住民から上がった」。錦ケ丘セントラルハイツ自治会長の影山明彦さん(64)は当時、愛称が住民の公募で決定した経緯を振り返る。
 移転オープンを控え、沿道には住民の手により、5000鉢の花の苗が植えられた。現在も年2回、錦ケ丘小の児童が手伝って植え替え作業をする。「地域のシンボルロードにしたい。思いは今も変わらない」と影山会長は話す。
 天文台は体験型展示が人気で、休日は親子連れでにぎわう。平日は放課後の小学生たちの遊び場。10年余りを経て、すっかり地域に溶け込んだ。学芸員の仲千春さん(30)は「移転当時の地域の期待感が伝わってくる愛称。大切にしたい」と喜ぶ。(三浦夏子)

[フラワースターロード] 宮城県道132号、秋保温泉愛子線の一部。仙台市天文台の移転時、青葉区錦ケ丘町内会などが愛称を募集し、98通の応募から広瀬小5年生の提案が選ばれた。「道の両脇にあるヤマボウシの美しさと天文台への期待感をユニークに表現した」と評価された。


2019年11月06日水曜日


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