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ホタテ養殖設備を破損 外国船が漁業権海域侵入

外国船のアンカーにぶら下がるホタテ養殖の漁具のようなもの=1日、むつ市川内町沖(川内町漁協提供)

 青森県むつ市の川内町漁協は5日、蛎崎(かきざき)沖の漁業権海域に侵入した外国船にホタテ養殖設備を破損されたことを明らかにした。被害額は少なく見積もって数百万円。
 青森海上保安部と漁協によると1日未明、しけのため陸奥湾内に避難していたトーゴ船籍の貨物船(約2000トン)が養殖海域に侵入したのを地元漁師が見つけた。貨物船はアンカーを引き上げる際、養殖の設備も引きちぎった。
 ホタテの稚貝を入れた約520個の籠をつなぐロープが切れたほか、設備を固定するアンカーも壊れた。漁協はほかに被害がないかを確認した上で、6日にも破損した設備の片付けを始める。
 海保は1日、貨物船を立ち入り検査した。破損の故意がなく、過失を認めたため、貨物船側は今後、保険会社を通して補償する見通し。貨物船は同日、湾外に出た。


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2019年11月06日水曜日


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