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会津みしらず柿、タイへ輸出 福島で発送式

輸出される「会津みしらず柿」=福島県会津美里町の会津よつば農協永井野選果場

 福島県会津地方の特産品「会津みしらず柿」をタイなどへ輸出する発送式が5日、会津美里町であった。東京電力福島第1原発事故の風評で途絶え、再開4年目の今年は昨年を上回る計5.5トンの輸出を目指す。
 輸出するのは会津よつば農協、同町、会津坂下町、会津若松市で組織する会津みしらず柿販路拡大促進協議会。タイに5トン、マレーシアに0.5トンの販売を計画する。タイへは船便で約2週間かけて輸送。1個270〜390円の高級品として今月下旬、現地の百貨店などの店頭に並ぶ。
 昨年は輸送中に渋を抜く試験を兼ね、実績は両国計1.5トンにとどまった。輸送に問題がなかったため今年は輸出量を増やした。
 原発事故前に両町のカキ輸出先だったシンガポールの首相は4日、県産品輸入制限の撤廃を表明。農協の長谷川正市組合長は「台風19号の影響が懸念されたが、良い品質に育った。シンガポールも有力な市場で、一歩一歩風評払拭(ふっしょく)に努める」と話した。


2019年11月06日水曜日


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