福島のニュース

南相馬市職員死亡 市長「明らかな過失ない」

「過失はなかった」と話す門馬市長

 台風19号で災害対応に当たった後、帰宅途中に死亡した南相馬市職員(25)について、門馬和夫市長は5日の定例記者会見で個人的判断とした上で「(市の対応に)明らかな過失はなかった」と述べた。事実関係を調査し、外部の専門家らと検証する考えも示した。
 市や遺族によると、職員は10月12日、小高区での避難所開設や施設点検の対応で残業し、13日午前0時半すぎに上司の判断を受けて自家用車で帰宅。小高川近くの交差点で「車が水没した。脱出する」と職場に連絡した後に行方が分からなくなり、早朝に遺体で見つかった。
 帰宅の判断に関し、門馬市長は「なぜ帰したのかという一方で、業務対応でこうした場合もあるという両方の思いがある」としながら「概略の報告を受け、明らかな過失はないと理解している」と語った。
 「二度と起きないよう災害時の職員の業務や招集の在り方、深夜に出歩くケースなど外部の専門家に意見を聞きたい」とも述べ、国や県、学識経験者、法律家らで検証し、年明けにも再発防止策などをまとめる方針を示した。


関連ページ: 福島 社会

2019年11月06日水曜日


先頭に戻る