宮城のニュース

宮城・石巻の災害ごみ7200トン 市試算 県内外で広域処理視野

渡波地区に積まれた災害ごみ。自転車などの一般ごみも交じっていた=10月23日

 宮城県石巻市は6日、台風19号の豪雨被害で発生した災害ごみが約7200トンに上るとの試算を明らかにした。昨年度のごみ処理量の1.5カ月分に相当する。市は県内外の自治体に支援を求める広域処理を視野に、年度内の処分完了を目指す。
 家財道具といった災害ごみの排出量は、家屋など約1万棟が浸水被害を受けた被災状況を基に算定した。他に、処理が必要な稲わらは約19万立方メートルに上るとみている。
 市は10月16日に災害ごみの戸別回収と自己搬入の申請受け付けを開始。今月5日現在、計666件の申し込みがあり、戸別回収を希望する約600件のうち7割の回収を終えた。
 一方、市内の家庭ごみの集積所には、手続きを経ずに災害ごみが投棄されるケースが多発している。浸水被害が大きかった渡波地区や市中心部の集積所には、水害と無関係とみられる古タイヤや自転車などが捨てられていた。
 市廃棄物対策課は「回収時に分別作業が加わると時間も労力もかかる。迅速な処理のため、ルールに従ってほしい」と呼び掛ける。
 市は22日まで災害ごみの戸別回収と自己搬入の申請を受け付ける。


関連ページ: 宮城 社会

2019年11月07日木曜日


先頭に戻る