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水田の豪雨災害ごみ、ボランティア拾い集める 吉田川決壊で被災の宮城・大郷

田んぼの災害ごみを拾い集めるボランティア

 台風19号豪雨で吉田川が決壊した宮城県大郷町粕川の中粕川地区で、収穫後の田んぼに散らばる災害ごみをボランティアが拾い集めている。地域の農業が復旧するよう願い、地道な支援を続ける。
 田んぼには流入した日用品、タイヤ、金属製の箱などが散乱している。大きい物は今後、重機で取り除く必要がある一方、重機はあぜを壊したり、小さいごみをつぶしたりする恐れがある。地区住民は、人手で小さいごみを拾ってもらえるよう支援を求めた。
 町社会福祉協議会が開設した災害ボランティアセンターで受け入れた人が、作業に従事している。5日は、県内外から訪れた10人が泥の付いた雑誌や衣類などを拾い集めた。「意外と多い」との声もあった。
 休日を利用し参加した仙台市泉区の保育士斎藤美智江さん(57)は「被害直後に近くを通ったら、泥の海と化していた。平日は人手不足と聞いたので少しでも支援したい」と話した。
 中粕川行政区の赤間正区長は「優先した家屋の災害ごみ搬出が進んだので、田んぼもお願いした。来年度以降の作付けに関わるので、すごく助かる」と話す。


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2019年11月07日木曜日


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