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<いぎなり仙台>いいっちゃ道巡り[5]すいせん通り(泉区)/花の香りで心ほっこり

沿道に咲く花が色鮮やかなすいせん通り=仙台市泉区泉中央4丁目
七北田小の児童が手作りした案内板。デザインは数種類ある

 1年を通して沿道に花が咲き誇る「すいせん通り」は、仙台市泉区七北田の市街地と市地下鉄南北線泉中央駅のペデストリアンデッキをつなぐ歩行者専用道路だ。緩やかに曲がりくねった道が約600メートル続き、駅の利用者が多く行き交う。
 花の香りが漂う通りを歩くと、別のいい匂いに誘われる。周辺には、そば屋やケーキ屋など飲食店が多く立ち並ぶ。同区の会社員千葉毅さん(50)は「おなかがすいていると、つい寄り道してしまう」と話す。
 通りに植えた花は、泉中央駅前地区活性化協議会が苗などを提供し、七北田小の6年生が年に2回、植え替える。今月11日にはハボタンやビオラ、パンジーに加え、春の開花を見据えてチューリップやスイセンの球根を植える予定だ。
 近くに住む看護師岡田万里さん(32)は「急いでいる朝も疲れた帰り道も、花を見ると心がほっこりする。小学生にありがとうと言いたい」と語る。植栽を手掛けた子どもたちの思いも、通行人らの癒やしになっているようだ。(大芳賀陽子)

[すいせん通り]「親しみやすい名称を道路に付けたい」という泉区民の意見を基に、愛称を公募した。仙台市内から125の応募があり、町内会や区内の各学校でつくる選考委員会で1997年6月、投票により選ばれた。泉区の花「すいせん」にちなんだ。


2019年11月09日土曜日


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