宮城のニュース

養育の支援、子どもの立場で 仙台で公開研修会

講演や活動報告があった公開研修会

 里親、特別養子縁組などの社会的な養育が必要な子どもや家族の支援を考える公開研修会が9日、仙台市青葉区のエル・パーク仙台であった。講演した早稲田大の上鹿渡(かみかど)和宏教授(福祉社会学、児童精神科医)は、子どもの立場に立った支援体制の必要性を訴えた。
 上鹿渡氏は、児童虐待の早期発見の重要性を認めた上で「見つけるだけでは解決にならない。子どもは転居や転校を迫られる。親への予防的な取り組みが大切だ」と指摘した。
 子どもが安定した生活を送るためには「生まれてきて良かったと肯定できる状況をつくることが求められる」と述べた。
 研修会は認定NPO法人子どもの村東北(仙台市)が主催し、児童養護施設や児童相談所の関係者ら約30人が参加。同法人の心理士による活動報告もあった。


関連ページ: 宮城 社会

2019年11月10日日曜日


先頭に戻る