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バケツリレー、土のう作りで防災意識向上 震災後住民急増の七郷で訓練 3000人参加

土のう作りを体験する生徒たち

 仙台市若林区の七郷中学区で9日、合同防災訓練があり、七郷小、七郷中の児童や生徒、保護者、地域住民ら約3000人が参加した。地域一体で災害時の避難経路などを確認し、災害への備えの向上を図った。
 午前8時に地震が発生したと想定し、住民はそれぞれ一時避難所の公園に向かった。荒井7号公園には七郷中の生徒約150人が集まり、消防団員とバケツリレーや建物への浸水を防ぐ土のう作りを体験。七郷中では小学生も参加して訓練の成果を発表し合った。
 同校3年高橋諒羽(りょうは)さん(14)は「バケツリレーでは被害が広がらないよう、どうすれば早く運べるかを工夫できた」と話した。土のうを作った3年佐藤夏花さん(15)は「お年寄りや女性が運ぶのは重くて大変。何かあったときはみんなで協力したい」と語った。
 地区の合同防災訓練は今年で6回目。東日本大震災後に住民が急増していることを受け、地元での団結を強化しようと七郷地区の町内会連合会が中心となって取り組んでいる。各学校では日頃の防災教育にも力を入れているという。
 町内会連合会の堀江達郎副会長(76)は「外から来る住民は、どんな人が地域にいるのかを知っておくことがとても重要。顔の見える関係づくりを進めながら防災意識を高めていきたい」と力を込めた。


2019年11月11日月曜日


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