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「BOSAI」の知見共有 仙台で世界防災フォーラム、セッション開始

国内外から多くの参加者が集って開幕した世界防災フォーラム=10日午前10時ごろ、仙台国際センター

 東日本大震災の教訓を基に世界の防災戦略を幅広く議論する「世界防災フォーラム(WBF)」(実行委員会主催)は、10日の開会式に続いてセッションが始まった。11日も仙台市青葉区の仙台国際センターを会場に国際組織や研究機関、企業などの関係者らが「BOSAI」の知見の共有を目指し、活発に意見を交わした。
 10日の開会式で、一般財団法人世界防災フォーラムの小野裕一代表理事(東北大災害科学国際研究所教授)は「2030年までの国際的な防災指針である仙台防災枠組に基づき、災害リスクを減らしていくには広く関係者を巻き込んだ連携が大切だ」とあいさつ。
 フォーラム国際諮問委員会のリード・バシャー議長も「災害で未来を奪われる人々を減らすため、やらなければならないことがたくさんある」と訴えた。
 10日は岩手、東北、福島の3国立大トップによるシンポジウムのほか、宮城県や仙台市、国際協力機構(JICA)、河北新報社などが主催する19のセッションが開かれた。仙台市主催の「仙台防災未来フォーラム」、見本市「震災対策技術展東北」もあった。
 11日は、国内の大学のほか、タイや香港、インドネシアの研究者などが25のセッションを主催。災害や気候変動をテーマに議論を深めた。来場者は11日までに7000人を超えた。
 WBF最終日の12日は各セッションの成果について総括報告を行う。


2019年11月12日火曜日


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