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大川小遺族に石巻市長謝罪へ 津波訴訟判決確定受け

 東日本大震災の津波で死亡・行方不明となった石巻市大川小の児童23人の19遺族が市と宮城県に損害賠償を求めた訴訟の仙台高裁判決が確定したことを受け、亀山紘市長が12月1日に児童遺族に対し、直接謝罪することが12日分かった。
 死亡・行方不明となった児童74人の全遺族が対象で市河北総合支所で行う。亀山市長や境直彦教育長らが出席。意見交換もする。
 市教委学校安全推進課は取材に「遺族におわびを申し上げたいということが基本」と説明した。
 6年の長男大輔君=当時(12)=を亡くした今野浩行さん(57)は「行方不明者の捜索や事実の検証、震災遺構の在り方など、今後の方針を納得できる形で示してもらわないと謝罪とは受け取れない」と話す。
 亀山市長は高裁判決確定後、遺族への謝罪について「検討する必要がある」との姿勢を示していた。
 最高裁は10月10日付で市と県の上告を退け、市と県に計約14億3610万円の賠償を命じた昨年4月の高裁判決が確定した。


2019年11月13日水曜日


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