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ブナの実、5県で大凶作 東北森林管理局管内全ては3年ぶり

 東北森林管理局(秋田市)は12日、福島を除く管内の東北5県で実施した本年度のブナの結実状況について全て「大凶作」になったと発表した。5県全てが大凶作になるのは2016年度以来。
 9月下旬〜10月上旬に5県の145カ所を目視で調べ、0.0から5.0までの豊凶指数を算出した。
 指数は高いほど豊かな実りを意味し、昨年度、結実時の指数3.9の「豊作」だった山形県は今秋、「一部結実」が1地点だった。21地点は「非結実」で、指数は0.0だった。
 指数が最も高かった青森県でも0.6にとどまった。昨年度、指数2.5の「並作」だった宮城県は0.3。秋田県は0.2、岩手県は0.1だった。
 ブナの実は、5〜7年に一度の割合で豊作になるとされる。冬眠前のツキノワグマの餌の一つで、結実不足に伴いクマの人里への出没が懸念されている。
 秋田県ではこの秋、クマによる人身事故が複数発生している。県は先月30日にツキノワグマ出没警報を1カ月間延長し、11月30日までとした。


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2019年11月13日水曜日


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