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丸森や福島の食材、買って支援 東京で農産物販売会

宮城県丸森町と福島の農産品を販売する中村さん(右から2人目)ら

 台風19号豪雨による被害が甚大だった宮城県丸森町と福島県内の農家を応援する農産物販売会が12日、東京・大手町のオフィスビルであった。台風上陸から1カ月となった被災地支援に加え、東京電力福島第1原発事故の風評被害に打ち勝とうと、丸森町のブランド米「いざ初陣」や福島の果物などを売り込んだ。
 人材派遣大手パソナグループと二本松農園(二本松市)が企画した。丸森町で17農家が生産する「いざ初陣」をはじめ、同町産米を使ったクラフトビール「丸森ゴールド」「丸森ロケット」を販売。福島市産ナシ、二本松市産キャベツや加工品も並び、多くの人が買い求めた。
 「いざ初陣」とビールは丸森町の地域商社「GM7」が販売。台風19号で同社は社屋や倉庫が約1メートル浸水し、保管中のコメやビールの一部が泥水に漬かった。
 多賀城市出身でパソナ広報部の佐藤友紀さん(23)は「被災地でボランティア活動ができなくても、東京でできる支援を社内で取り組みたい」と話した。
 東京電力の元社員で4年前から二本松農園の首都圏販売スタッフを務める中村真人さん(61)=相模原市=は「原発事故を起こした会社で働いてきた者として、福島のために何かやらないといけない。災害が続いても頑張る農家の売り上げが少しでも上がれば」と張り切った。


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2019年11月13日水曜日


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