広域のニュース

BRT区間の鉄道事業廃止 気仙沼、大船渡両線でJR東

JR東日本が運行する気仙沼線BRTのバス=7月、宮城県南三陸町志津川

 JR東日本は12日、バス高速輸送システム(BRT)で運行している気仙沼線柳津(登米市)−気仙沼間(55.3キロ)、大船渡線気仙沼−盛(岩手県大船渡市)間(43.7キロ)の鉄道事業廃止を国土交通大臣に届け出たと発表した。廃止予定日は2020年11月13日。
 両線は東日本大震災で甚大な被害を受け、気仙沼線は12年8月、大船渡線は13年3月にBRTの運行を開始。JR東は鉄路復旧に多額の費用がかかることや乗客減少を理由に、BRTによる本格復旧を宮城、岩手両県の沿線自治体5市町に提案し、16年3月までに全市町の同意を得た。
 JR東は気仙沼線の柳津−気仙沼間のほか、鉄道を運行している前谷地(石巻市)−柳津間でもBRTを延長運行。大船渡線のBRT区間と合わせ、新駅の設置などを進めている。
 JR東広報部は「利用者の利便性向上を優先し、結果的にこのタイミングでの届け出になった。BRTは道路運送法に基づき運行し、鉄道事業廃止による運行・サービス水準の変更はない」と説明。沿線自治体には事前に説明したという。
 廃止届け出を受け、東北運輸局は関係地方公共団体などからの意見聴取を行う。


2019年11月13日水曜日


先頭に戻る