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中小景況「悪化」27.3% 猛暑や台風が影響 宮城・8月

 宮城県中小企業団体中央会は中小企業関係者45人に委嘱した情報連絡員の報告を基に、8月の景況をまとめた。「景気が好転した」との回答はゼロで、前月から2.4ポイント減少した。「悪化」は0.7ポイント減の27.3%、「変わらず」は3.7ポイント増の72.7%だった。
 景気悪化と答えた業種は鉄鋼・金属製造や小売り。機械金属業界は米中貿易摩擦や円高で売り上げ、収益ともに減少傾向だった。鮮魚小売業界は長いお盆休みなどで売り上げが落ちた。
 夏の猛暑や台風が多くの業界に影響を与えた。青果小売業界は野菜、果物の成育が悪く、品質低下と腐敗によって価格が上がった。家電小売業界はエアコンや扇風機が伸びた。
 中央会の担当者は「8月はお盆休みで稼働日が少ない上、猛暑や台風が追い打ちをかけた。人手不足や原料高騰に苦しむ非製造業に加え、製造業の景況感も悪化している」と説明した。
 現状報告では10月の消費税増税への言及が目立ち、「増税に加えてパート、アルバイトの厚生年金加入が実施されると中小企業はやっていけなくなる」(水産練製品業界)「前回の増税時に比べて駆け込み需要の影響が少ない」(自動車整備業界)などの指摘があった。


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2019年11月14日木曜日


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