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外国人と避難訓練 多言語ボード掲げ誘導 仙台

スマートフォンの翻訳アプリを通じて負傷者役の外国人(右)と会話する消防署員

 2020年東京五輪・パラリンピックに向けて、災害時の訪日外国人旅行者への対応を強化するため、仙台市青葉消防署は13日、JR仙台駅前の仙台パルコ2で火災避難訓練をした。市内の大規模商業施設で、外国人対応の訓練は初めて。
 2階の飲食店で火災が起きたとの想定で、青葉区の日本語学校の留学生20人を含む約170人が参加。従業員が火事を知らせる多言語のボードを掲げながら、英語で避難を呼び掛けた。
 119番で駆け付けた署員は、翻訳アプリを入れたスマートフォンを使って負傷者役の留学生からけがの程度を聞き取り、救急車まで運んだ。
 インドネシア出身の留学生ケビン・ユスワンさん(24)=宮城野区=は「けがの様子が署員に伝わり安心した。災害が多いので、市内の施設で英語のアナウンスが増えればいいと思う」と話した。パルコ仙台店の金子泰章総務課長(45)は「外国人のお客さまが増えている。英語だけではなく、別言語にも対応できるよう検討したい」と話した。


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2019年11月14日木曜日


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