宮城のニュース

ボラセン閉鎖後も善意続く 白石・大鷹沢地区で有志活動「遠慮せず相談を」

民家敷地内の土砂をかき出すボランティアら

 台風19号の豪雨による宮城県白石市の被災地で、市災害ボランティアセンター閉鎖後も有志が復旧支援活動を続けている。参加者は「『よその方が大変』と、遠慮せずに相談してほしい」と呼び掛けている。
 ため池の決壊で約40戸が浸水被害に遭った同市大鷹沢三沢の落合地区周辺。会社員大槻善博さん(63)方で10日、ボランティアら約10人が敷地に流入した泥のかき出しや土のうを積む作業に取り組んだ。木造平屋の家屋は地面から高さ約1メートルまで水に漬かり、避難生活を余儀なくされている。
 大槻さんは「家族だけでの作業は大変で、とても助かる。復旧に人手が欲しい家は他にもあると思うが、手伝いを遠慮しているようだ」とおもんぱかる。
 市の災害ボランティアセンターは10月14日に開設された。最も多い日は市内外から63人が駆け付け、13世帯を手分けして支援したが、徐々に要請が減少し、今月4日に閉鎖した。開設中、大鷹沢地区を中心に35世帯で延べ535人が支援に当たった。
 現在はセンターを運営していた市社会福祉協議会が窓口となり、支援要請やボランティアを受け付ける。ボランティアを継続している一人で、市内に住む中学教諭の五嶋理さん(48)は「少しでも生活再建の手助けをしたい。復旧支援や被災地での経験は大災害への備えにもつながる」と話す。
 連絡先は市社協0224(22)5210。


関連ページ: 宮城 社会

2019年11月15日金曜日


先頭に戻る