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水を切り口に地域再考 「仙台みず祭り」市民団体が主催 水源の自然環境も学ぶ

水道事業の在り方などを語り合う参加者

 水道事業運営の在り方を話し合ったり、水源地域の自然を考えたりするイベント「仙台みず祭り」が、仙台市青葉区の市市民活動サポートセンターであった。生活に身近な水をテーマに地域を考えることが狙いで、市民団体「アクアロードみやぎ」(仙台市)が開催した。
 参加者は、宮城県などで検討されている水道事業運営の民間委託を考えようと、NPO法人「アジア太平洋資料センター」が製作した映画「どうする?日本の水道」を鑑賞。映画は運営民営化が行われた国や地域で、情報公開の透明性確保に疑問が持たれていることや、自治体職員らの技術が継承されなくなる懸念があることなどを指摘した。
 映画鑑賞後、参加者は意見交換を行った。「住民の声が最も優先される世の中になってほしい」「先人の遺産である水道を何げなく使っていたことに気が付いた」といった意見を述べ合った。
 祭りは10月27日に開催された。水源地帯の自然環境などをテーマにした講演会や山間部の湧き水の試飲もあった。
 アクアロードみやぎの鈴木智子代表(57)は「命の源である水を切り口にすることで、さまざまな立場の人たちとつながることができると思う」と語った。


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2019年11月15日金曜日


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