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<いぎなり仙台>いいっちゃ道巡り[8完]学校通り(泉区)子どもと地域 交流育む

なだらかな坂が続く学校通り
学校通りは同じ地区にある愛の鐘通りと交差している=仙台市泉区長命ケ丘4丁目

 「おはよう」。かばんやランドセルを背負った児童らがあいさつを交わす。仙台市泉区長命ケ丘にある約1100メートルの市道「学校通り」は住宅街を貫く。長命ケ丘小、長命ケ丘中、泉館山高の3校の通学路になっている。
 平日の朝夕には、多くの児童や生徒が行き交う。集会所や市民センターが通りに面し、往来する大人が子どもたちを見守る。
 近くに住む無職長島武人さん(83)は「みんな元気にあいさつしてくれる。交通事故も少なく、安全な通りだ」と胸を張る。
 長命ケ丘中2年の新野志那さん(14)は小学生の頃から毎日のように、学校の行き帰りに通りを歩いてきた。「地域のみんなが通るきれいな道」と話す。
 歩きながら、小学校に通う年下の友達に「久しぶり」と手を振ったり、自転車通学の高校生を見て憧れたりするという。
 「学校通りは、みんなの交流の場」と新野さん。今日も歩道には、幅広い年代の子どもたちの元気な声が響く。
(小田島悠介)

[学校通り]長命ケ丘連合町内会の創立20周年を記念し2003年、住民から愛称を募集。地区内を交差する二つの市道を対象に、町内会役員や学識経験者らによる選考会議で「愛の鐘通り」と共に決まった。当時地区に住んでいた男性3人から提案があった。


2019年11月16日土曜日


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