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地域の大人、スクラムを 仙台でいじめ防止シンポ

子どものいじめと大人の関わり方が話し合われた

 子どものいじめについて、教育関係者以外の大人にも理解を深めてもらうシンポジウム「子どもたちの笑顔のために『おとな』にできること」が16日、仙台市青葉区の仙台国際センターであった。約500人が参加し、鳴門教育大(徳島県鳴門市)の阿形恒秀いじめ防止支援機構長の講演などを聞いた。
 阿形氏は、アニメ映画「魔女の宅急便」の主人公キキを例に説明。「13歳、日本ならば中学1年のキキは、飛べなくなったことを大人に相談しない。大人への自立という課題が背景にあるからで、この年代は同世代の仲間にしか相談できず、大人には隠そうとする」と指摘した。
 「いじめを分かってほしいし、助けてほしいが、手は出してほしくない。この心理が分からないと踏み込めない。家庭や学校が悪いと言うのではなく、大人が地域も含めてスクラムを組む必要がある」と述べた。
 シンポジウムは仙台市などの主催。阿形氏と児童・生徒らとのパネル討論もあった。


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2019年11月17日日曜日


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