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待望のアワビ漁始まる 宮古 台風被害で2周間遅れ

待望の口開けを迎え、漁場に繰り出した小型漁船=17日午前7時10分ごろ、宮古市重茂の千鶏漁港付近

 岩手県宮古市重茂漁協で17日、今季初のアワビの口開けがあった。台風19号豪雨による海への土砂流入と強風の影響を受けたが、昨年より約2週間遅れで手にした待望の「海の小判」に浜は活気づいた。
 重茂半島南部の千鶏(ちけい)漁港付近の磯場では、午前6時半の漁解禁を前に小型漁船が波に揺られて待機。漁師たちは口開けの合図と同時に箱眼鏡で海底をのぞき込み、鍵付きのさおを操ってアワビを上げた。
 この日の水揚げは昨季の初日より0.3トン少ない1.2トン。千鶏漁港付近で漁をした男性(69)は「海水の透明度が低く、強風で船が流されて大変だった。やっと漁が始まったので今後に期待したい」と話した。
 ここ数年は不漁が続いており、11月水揚げ予定分の事前入札では、10キロ当たりの浜値が15万1500円と昨年同期の11万1000円を大幅に上回った。重茂漁協は年末までに最大計9回の出漁を予定している。


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2019年11月18日月曜日


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