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疾走献上 南相馬で秋季競馬 台風被害で場所移す

砂ぼこりを上げ馬事公苑を疾走する馬

 相馬地方の伝統行事「相馬野馬追」の振興を図る秋季競馬大会が17日、福島県南相馬市原町区の市馬事公苑であった。本来は10月20日に同市の主会場「雲雀ケ原祭場地」で行われる予定だったが、台風19号で走路の砂が流出する被害があり、延期して会場を馬事公苑に変更した。
 夏の本祭りでは騎馬武者による甲冑(かっちゅう)競馬が見ものだが、秋季大会はジョッキースタイルによる草競馬で争われる。約1200メートルのコースで予選や決勝10レースに計27頭が出場。疾走する馬の蹴り上げる砂が強風に乗り、迫力ある競馬が展開された。
 予選1着同士が競う最終レースではオーブルチェフ(中ノ郷、吉田昌平騎手)が優勝した。
 雲雀ケ原祭場地は台風19号に加え10月25日の大雨によってコースの砂の多くが流出して路床がむき出しになり、競馬ができなくなった。門馬和夫市長はあいさつで「大きな補修が必要になるが、伝統が継承されるよう何とか乗り越えたい」と述べた。


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2019年11月18日月曜日


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