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名取市が給食費無償化へ 来年度は中3、順次拡大へ 独自の子育て支援策

 宮城県名取市は18日の市議会議員協議会で、独自の子育て支援策として、2020年4月から学校給食費を段階的に無償化する方針を明らかにした。市によると、県内14市では初の取り組み。
 初年度は市内の公立中3年生(閖上小中9年生を含む)が対象で、1人当たり毎食325円の給食費全額を免除する。対象生徒数は約760人の見込みで、市の負担額は総額約4200万円と試算した。
 市は財源として、国の幼児教育・保育の無償化に伴う負担軽減や、小中学校スクールバス委託料の契約見直しなどにより、約1億3100万円を確保した。市は関連予算について、来年の市議会2月定例会に提出する20年度一般会計当初予算案に計上する方針。
 山田司郎市長が16年の市長選で学校給食費の段階的無償化を公約に掲げて初当選し、市が検討してきた。当初は今年4月の実施を目指していたが、熱中症対策として市内全小中学校へのエアコン設置を優先したため、見送った経緯がある。
 将来的に市内の公立小中の全学年に対象を拡大する方針だが、時期は未定。山田市長は「名取を子育てや教育の先進地にしたい。財源確保に努め、学年ごとに段階的に進めたい」と話した。


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2019年11月19日火曜日


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