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学校給食センター、浸水想定区域外に 奥州市が整備計画見直し

 台風19号による各地の水害被害を踏まえ、岩手県奥州市は18日、北上川沿いの浸水想定区域に予定していた奥州南学校給食センター(仮称)の整備計画見直しを表明した。
 建設予定地は北上川から西に約1キロの場所にある「前沢いきいきスポーツランド」の隣接地。建設が決まった2017年時点の浸水想定は「2〜5メートル」だったが、18年のハザードマップ改訂で「5メートル以上」に引き上げられた。
 各地に甚大な被害をもたらした台風19号を受け、市議会が河川氾濫の危険性を指摘。市は土盛りなどの対策工事に多額の経費がかかると判断し、立地の見直しを決めた。
 市は浸水想定区域外に新たな建設地を求める方針で、21年4月としていた利用開始は2年以上遅れる見通しとなった。適地が見つからない場合は、市内3カ所に集約する予定だった給食施設の再編計画自体を見直す。
 給食センターの整備は総事業費18億6000万円で、既に設計費などで3000万円を支出している。小沢昌記市長は「台風19号による全国の被害を考えた場合、市施設の新設は慎重であるべきだ」と話した。


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2019年11月19日火曜日


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