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仙台・福住町など18町内会 内水氾濫の対策強化を求める要望書提出

浸水被害の状況を説明し、内水氾濫対策の強化を求めた池田代表(左)と町内会役員

 台風19号で浸水被害を受けた仙台市宮城野区福住町など18町内会でつくる「市東部地域水害対策協議会」は19日、内水氾濫対策の強化など18項目を求める要望書を市に提出した。福住町では田子排水機場が浸水して稼働が停止し、被害の拡大につながったとされ、住民は原因究明と再発防止策の説明などを要請した。

 協議会の池田友信代表と町内会役員5人が市役所を訪れ、藤本章、高橋新悦両副市長に提出した。要望書は内水氾濫による水害の実態把握、官民と学識経験者による「水害対策協議会(仮称)」設立、梅田川の治水対策強化などを求めた。
 仙石地区では10月1日にオープンしたばかりの「仙石コミュニティ広場」が、住民のマイカー避難場所として活用され、約230台が浸水被害を免れた。要望書は効果を認め、コミュニティ広場の増設も訴えた。
 福住町、仙石地区周辺は土地が低く、大雨のたびに浸水する常襲地帯。池田代表によると、1986年の「8.5豪雨」以降、5回の水害に見舞われている。台風19号でも一帯が50〜150センチ冠水したという。
 池田代表は「仙台市内は内水氾濫の被害が多かったと聞く。行政と地域が知恵を出し、水害を乗り越えることが重要だ」と語った。
 高橋副市長は「時間はかかるかもしれないが、やるべき水害対策はしっかり取り組みたい」と応じた。
 市によると、田子排水機場は周囲を壁で囲むなどの浸水対策を講じ、来年の梅雨時期までに本復旧させる方針。台風19号を踏まえた内水氾濫ハザードマップの見直しも検討するという。


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2019年11月20日水曜日


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