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東北グリコ工場閉鎖 宮城・加美 レトルト部門は存続 20年度

 江崎グリコ(大阪市)は20日、子会社の牛乳・乳製品製造の東北グリコ乳業(宮城県加美町)の工場を2020年度に閉鎖すると発表した。経営効率化や設備の老朽化が理由。閉鎖に伴い同社は、国内の製造子会社15社の統合による新会社に組み込まれる。
 東北グリコ乳業は1977年設立。「グリコ牛乳」や「カフェオーレ」、「プッチンプリン」を製造し、東日本を中心に出荷してきた。19年3月期の売上高は約30億円。
 従業員74人のうち、正社員37人はレトルト食品製造の仙台グリコ(同)をはじめグループの工場などへの配置転換を行う。残るパートや契約社員37人は契約満了後に更新せず、雇用のあっせんを行う。
 東北グリコ乳業の工場の敷地面積は約11ヘクタールで、生産棟などの建屋が3棟ある。所有は江崎グリコで、跡地利用は未定。仙台グリコも新会社に集約されるが、工場は存続するという。
 江崎グリコの担当者は「工場閉鎖は断腸の思い。仙台グリコの工場は残るので、引き続き地域に根差した運営をしていく」と話した。


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2019年11月21日木曜日


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