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東北コメ生産187万トン程度 20年産、農水省が需給見通し

 農林水産省は20日、2020年産の主食用米について、需要や民間在庫の予測を基に見積もった全国の生産量が708万〜717万トンになるとの見通しを公表した。19年産の718万〜726万トンに比べ、約10万トン減少した。
 生産調整(減反)が廃止された18年産から、同省は都道府県別の生産数量目標を配分していない。17年産の都道府県別シェアを20年産に当てはめると、東北の生産量は185万〜187万トン程度が基準となる。
 6県別は表の通りで、各県が自主的に生産量の「目安」を設定する際の参考値となる。宮城、福島は台風19号の豪雨で被災した水田の営農再開などを考慮する必要があり、目安は例年よりばらつきが出る可能性がある。
 人口減少に加え、コメ消費量自体が減り続ける状況を踏まえ、同省は20年7月から1年間の需要量を717万トンと推計。21年6月末での民間在庫量の適正水準は180万〜189万トンとなり、20年に708万〜717万トンを生産すれば、需給が安定すると見込んだ。
 同省農産企画課の担当者は「東北は主食用米の作付けが拡大傾向にある県がある一方、台風19号の被害が流通量に及ぼす影響が見通せていない。国全体として需要量に見合った生産量になるよう、各産地に細かく情報提供したい」と話す。


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2019年11月21日木曜日


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