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仙台に公認プールを 市水泳協など市長に要望

郡市長(左)に公認プール復活を求める市水泳協会の関係者ら
日本水泳連盟の公認を受けていた仙台市青葉区の西公園プール。1961(昭和36)年7月のオープン当時のひとこま。飛び込む前に準備運動。プールは2006年(平成18年)9月に廃止された。

 仙台市内に日本水泳連盟公認の競泳プールを復活させようと、市水泳協会と仙台ねんりんピック水泳協会の関係者が21日、市役所を訪れ、郡和子市長に要望書を提出した。2006年に西公園プール(青葉区)が廃止されて以降、市内に公認プールがなくなり、公式大会はグランディ21(宮城県利府町)などで開かれている。
 要望書は「グランディ21は交通アクセスに難があり、子どもや高齢者の大会は家族が送迎しなければならない。日常的に公認プールで練習できることが望ましく、市内への早期整備が必要不可欠だ」と訴えた。
 ねんりんピック水泳協会の河野務(つとむ)会長は「市内の競泳プールは、大会出場に向けた飛び込みスタートの練習ができない。市地下鉄沿線に公認プールがあれば使いやすく、競技人口の拡大にもつながる」と語った。
 水泳連盟によると、県大会が開催できる公認プールは(1)長さ50メートル(2)8レーン以上(3)水深1.35メートル以上(4)スタート台を設置−などの基準を満たす必要があり、800人以上の観客席、100台以上の駐車場の確保が「望ましい」とされる。
 現在、市内には泉総合運動場(泉区)や新田東総合運動場(宮城野区)など12カ所に市民プールがある。いずれも健康増進を目的とした施設で、連盟の公認基準をクリアしてはいない。
 全国20政令市で公認プールがないのは仙台だけ。今後、両協会は市内の大学や高校などで署名活動も展開し、早期整備を求める。
 要望書を受け取った郡市長は「市内のプール事情は認識した。(音楽ホールなど)いろいろな施設を建設していく時期だが、思いを巡らせたい」と応じた。


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2019年11月22日金曜日


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