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3万粒の中から選ばれた奇跡の一粒 宮城県産イチゴ新品種「にこにこベリー」、仙台でお披露目

にこにこベリーを使ったケーキが振る舞われたデビューイベント

 宮城県農業・園芸総合研究所(名取市)が開発した県産イチゴの新品種「にこにこベリー」の本格デビューを盛り上げるイベントが22日、仙台市青葉区のウェスティンホテル仙台であった。
 県内の生産者や消費者、パティシエら約85人が参加。村井嘉浩知事は「開発に12年をかけ、3万粒の(候補の)中から選ばれた奇跡の一粒だ。主力品種のもういっこと並ぶ、県産イチゴのけん引役として育てていきたい」と意気込んだ。
 同ホテルで12月1日から期間限定で販売される、にこにこベリーを使ったロールケーキ、フロマージュ、ムースケーキが振る舞われた。参加者は甘さと酸味のバランスの良い新品種の特長を堪能した。
 本格販売が始まる2020年産(今年11月〜20年6月)は亘理、山元両町、石巻市の計4.8ヘクタールで作付けし、約300トンの生産を見込む。仙台市内の果物店やデパートなどで1パック500円前後で販売する。
 2.5アールで作付けするみやぎ亘理農協いちご部会長の小野勇悦さん(48)もイベントに参加し、「収量が多く、収穫時期も長い。日持ちが良く、輸送に向くので鮮度を保った状態で消費者に届けられる」と語った。


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2019年11月23日土曜日


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