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いわきFCがJFL昇格 震災、台風の被災地に勇気

全国地域チャンピオンズリーグの決勝ラウンドで勝利し、サポーターにあいさつするいわきFCイレブン

 東日本大震災で被災したいわき市を本拠とするサッカークラブ「いわきFC」が22日、トップのJ1から数えて4部に当たる日本フットボールリーグ(JFL)への昇格を決めた。震災を契機に発足したクラブは台風19号で浸水した市内の被災地でボランティアに従事するなど、地域密着が魅力。震災や水害からの復興に取り組む市民に勇気を与えそうだ。
 この日、Jヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)であった全国地域チャンピオンズリーグの決勝ラウンドで、おこしやす京都AC(関西)を1−0で破り、2勝目を達成した。理事会で昇格が正式決定する。
 後半に決勝点を挙げた日高大選手は「まだ復興まで時間がかかると思うが、市民の活力になれるよう頑張りたい」と意気込んだ。田村雄三監督は「子どもたちに夢や希望を与えたい」と話した。
 いわき市は台風19号で9人が犠牲になるなど大きな被害を受けた。選手やスタッフは住宅の片付けや避難所への物資配布を行った。いわき市の実家が床上浸水した、埼玉県川口市の会社員大島遥香さん(23)は「大事な大会前に時間を割いて活動してくれた。躍進してほしい」と期待した。


2019年11月23日土曜日


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