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阿武急復旧 鉄路以外も 宮城知事「住民の足確保前提」

 台風19号で被災した阿武隈急行の宮城、福島両県にまたがる運休区間の復旧方法について、村井嘉浩宮城県知事は25日の定例記者会見で「別の形も含めて検討する」と述べ、鉄路以外も選択肢になるとの考えを明らかにした。

 富野(伊達市)−丸森(宮城県丸森町)は、線路内への土砂流入や路盤の流出が相次ぎ、当面運休が続く見通しだ。
 村井知事は、同区間に関して「観光客以外に県境を越える利用者は少ない」との見方を示し、「住民の足を確保することが前提。(鉄路で)戻すことも考えているが、どういう方法が良いのか、一定の方針を早めに出したい」と語った。
 バス高速輸送システム(BRT)の導入については、現軌道の舗装や鉄橋の再建などで費用が膨らむ可能性を指摘し、慎重な姿勢を示した。
 阿武隈急行の厳しい経営状況にも触れ、車両や鉄道施設の更新を控え「被災前から周辺自治体が(財政的に)支援するのは難しい状況だ」と説明した。
 阿武隈急行は福島(福島市)−富野で運行しているほか、丸森−槻木(宮城県柴田町)は12月中旬に再開予定。


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2019年11月26日火曜日


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