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地上イージス 「官邸サイド動いた」秋田知事、菅氏発言で見解

 防衛省が秋田市の陸上自衛隊新屋演習場を候補地としてきた地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の再調査を巡り、菅義偉官房長官が住宅との距離を考慮する方針を示したことに関し、佐竹敬久秋田県知事は25日の定例記者会見で「初めて具体的な発言が出た。官邸サイドも動いている」との見解を示した。
 20日に首相官邸で面会した菅氏から「再調査は完全にゼロベースで行う」「住宅との距離を考慮するよう、防衛省に指示した」と伝えられたと説明した。
 河野太郎防衛相も22日の閣議後会見で菅氏と同様の見解を示した。この発言を踏まえ、「防衛相として初めて住宅地に近いという問題意識を持ってもらった。地元の国会議員らを通じた訴えが相当伝わっているのだと思う」と述べた。
 佐竹知事と穂積志秋田市長は河野氏に対し、新屋演習場は住宅地に近接するため地元理解を得ることは難しいなどとする申し入れを行う。来年の県議会2月定例会前を見据え、日程調整を進めるという。
 新屋を「適地」とした調査結果に重大なミスが発覚したことなどを受け、防衛省は現在、秋田、青森、山形3県の国有地計20カ所で再調査をしている。その際に防衛省が「青森、山形は予備的な位置付け」とした姿勢に対し、佐竹知事は「全くゼロベースではない」と反発していた。


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2019年11月26日火曜日


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