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LGBT配慮、公立高願書から性別欄削除へ 宮城は21年から

 宮城県教委は25日、出生時の性別と自認する性別が一致しないトランスジェンダーなどの生徒に配慮するため、2021年3月に実施予定の公立高入試で提出を求める入学願書から、性別の記載欄を削除する方針を示した。
 県教委が25日にあった高校入学者選抜審議会で説明した。性的少数者(LGBT)への配慮を求める社会的な意識の高まりに加え、入学願書の性別表記欄を廃止する自治体が全国的に増えている実情を踏まえた。
 来年3月の入試では、これまで実施した男女別の出願者数の公表を取りやめる。高校側が生徒の性別を把握する際には、中学校が作成する調査書を使う。
 現行の入学願書には、男女を丸で囲む選択式で性別を表記する欄がある。県教委高校教育課の担当者は「入試以外の学校生活でも配慮を求められる可能性がある。願書からの削除を一歩にしたい」と話した。
 東北では青森、秋田、福島の3県教委が20年3月に実施する公立高入試で性別欄の削除を決めている。山形県教委は今後検討する方針。秋田県教委高校教育課の担当者は「性別の項目は慣例で記載されていたが、入試に必要な情報ではなかった」と説明する。


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2019年11月26日火曜日


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