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女川2号機「合格」 規制委・更田委員長「震災を経験、より慎重に審査した」 

女川2号機の審査を振り返る更田委員長=27日、東京・六本木の原子力規制庁

 再稼働審査が事実上「合格」した東北電力女川原発2号機を巡り、原子力規制委員会の更田豊志委員長は27日の記者会見で「東日本大震災を経験しただけに、地震対策も津波対策もより慎重に審査した」と強調した。一問一答は次の通り。

 −審査の主な論点は。

 「震災などでひびが入った鉄筋コンクリートの剛性や、地下水位の上昇を制御するサブドレン(井戸)がポイントだった。津波については特に丁寧に見た」

 −防潮堤を既設のまま行う地盤強化工事は特殊だ。

 「(今後、詳細設計の内容を審議する)工事計画認可の審査でしっかりと議論する。工事期間を含めて考えると、相当の時間はかかるだろう」

 −合格まで約6年。審査が長期化した要因は。

 「BWR(沸騰水型炉)の審査は柏崎刈羽、東海第2、女川の順番で進んだ。女川は審査の入り口でやりとりにぎこちなさはあったが、本格的に審査会合を重ねる段階になってからはそれほど時間を要していない」

 −女川原発は地震や津波の常襲地帯に位置する。

 「確かにこれまでの歴史はあるが、技術的に考えて際立って厳しい立地条件とは認識していない」


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2019年11月28日木曜日


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