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南三陸の祈り、後世へ 12月に一部開園予定の震災復興祈念公園に桜42本を植樹

一部開園の前に植樹された桜。後方の築山は「祈りの丘」

 宮城県南三陸町は28日、東日本大震災の記憶を後世に伝える場として志津川地区で整備を進める震災復興祈念公園を、12月17日に一部開園すると発表した。
 開園するのは全面積6.3ヘクタールのうち、志津川湾を一望する高さ20メートルの築山に造った「祈りの丘」と「復興祈念のテラス」周辺の計1.2ヘクタール。祈りの丘の頂上には、犠牲になった町民と町内で亡くなった人の名簿を安置する碑が立つ。
 佐藤仁町長は「公園は犠牲者に手を合わせる祈りの場所にしたい」と語る。
 町職員ら43人が犠牲になった町防災対策庁舎の周辺に整備する「語り継ぎの広場」は、2020年2月末の完成を目指す。全面開園は公園と南三陸さんさん商店街を結ぶ中橋が完成する同年秋の予定。
 来月の一部開園を前に公園では28日、国内外のアパレル企業でつくる一般社団法人「LOOM NIPPON」が、震災後に町内で続ける植樹活動の一環として42本の桜の成木を植えた。


2019年11月29日金曜日


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