宮城のニュース

丸森の直売所全て再開 台風19号で被害の耕野「やしまや」、1カ月半ぶり来客

営業を再開した「やしまや」。感謝を込め、餅をまいた

 台風19号豪雨で浸水被害を受けた宮城県丸森町耕野の農産物直売所「いなか道の駅やしまや」が30日、約1カ月半ぶりに営業を再開した。町内の主な直売所8カ所の大半が浸水や断水で長期休業を余儀なくされたが、やしまやの再開で全ての店がオープンとなった。
 町中心部からやしまやへ向かう主要ルートの国道349号は、土砂崩れなどで一部区間が通行止めだが、大勢の来客があり、店員が笑顔で迎えた。店外で餅まきも行い、八島哲郎店長(57)は「お客さんにも泥かきを手伝ってもらい、背中を押された」と感謝を述べた。
 店内は1.6メートル浸水した。商品は全て水没したが、レトルトの「たけのこカレー」など店のオリジナル商品が再び店内を飾った。地元産の甘柿や野菜、特産品入りの福袋も並んだ。野菜を購入した塩釜市の会社員高橋康士さん(58)は「買い物を通じて被災地を支援したいと思った。道路は大変な状況だが、機会があればまた来たい」と話した。
 八島店長はようやく営業を再開できたことを喜び、「丸森のいろんな店を巡って、いろんな商品を手に取ってほしい。それが丸森への応援になる」と語った。


関連ページ: 宮城 社会

2019年12月01日日曜日


先頭に戻る