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伝説の人物・又兵衛供養でサケ豊漁願う 岩手・宮古で祈願祭り

又兵衛に見立てたわら人形にサケの豊漁を祈願した

 本州屈指のサケの川として知られる岩手県宮古市の津軽石川河川敷で30日、サケ漁にまつわる伝説の人物後藤又兵衛を供養して豊漁を祈願する「又兵衛祭り」があった。
 祭りの由来は江戸時代にさかのぼる。津軽石の領民が凶作で飢えに苦しんでいると、又兵衛と名乗る武士が現れ、藩のおきてを破ってサケ漁を許したため処刑されたという。
 逆さはりつけにされたとの言い伝えから、祭りでは又兵衛に見立てたY字形のわら人形が立てられた。祭壇には雄雌一対のサケが供えられ、関係者50人が神事を行った。
 今季のサケ漁は不振で、11月までの捕獲数は1837匹と前年同期比約3割にとどまる。津軽石さけ繁殖保護組合の山野目輝雄組合長は「漁は12月が最盛期。又兵衛のご加護で豊漁になるよう願った」と話した。


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2019年12月01日日曜日


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