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山形県総合文化芸術館プレオープン 大ホールお披露目

お披露目された山形県総合文化芸術館の大ホール。山形交響楽団が演奏した

 山形市のJR山形駅西口に整備された山形県総合文化芸術館が1日、来年3月29日の開館を前にプレオープンした。山形組子や米沢織物など県ゆかりの技術が随所にちりばめられた施設で、多くの市民でにぎわった。
 客席数2001と県内最大の大ホールでお披露目式があり、市民ら約2000人が出席。吉村美栄子知事は「県の文化芸術の拠点として、にぎわいと交流を生み出す場所となることを目指す」とあいさつした。
 山形交響楽団による演奏も披露された。山形中央高3年の斎藤真弥さん(17)は「県民会館が閉館して名残惜しかったが、新しいホールは音の響きが素晴らしく、デザインもすてきだ」と話した。
 大ホールの舞台は幅20メートル、奥行き20メートル。舞台袖を合わせて全幅約57メートルの空間を確保した。クラシック音楽のほか、バレエやオペラなど大規模な舞台転換が必要な公演も可能だという。音響反射板や客席のいすには県産木材を使用。布地には米沢織が用いられた。
 宇山友思支配人(50)は「ホールはコンパクトで親密感のある音響空間で、生音の感動が味わえる。日ごろから文化と触れ合える空間にしたい」と話した。
 同館は地上5階、地下1階で延べ床面積約1万6千平方メートル。総事業費148億円。2017年3月に着工し、来年秋に外構を含めた全館が完成する。


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2019年12月02日月曜日


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